題の歌は、友人が私への返歌として、ある神社に献詠した歌です(少しだけ変えてあります)。
君の名は 時を渡りて 天伝ふ 誰そ彼ときに 関は消えたり
二人がはじめて会う、あの瞬間を詠んだ歌は、本当は私が詠みたかったものです。自分では詠みたくても詠めなかった、想像以上の歌を返してくれた友人に、深く感謝しています。
君の名は 時を渡りて 天伝ふ 誰そ彼ときに 関は消えたり ~ 「君の名は。」のパンケーキを作ってみました(2)
君の名は 時を渡りて 天伝ふ 誰そ彼ときに 関は消えたり ~ 「君の名は。」のパンケーキを作ってみました(3)
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いい歳をして、「君の名は。」を観まして、映画に出てくるパンケーキなど作ってみました。
今回、F201を改造した結果をレポートするにあたり、いっぱい豆を挽くことになったのですが、コーヒーだけ何杯も飲むのがキビシクなってきたので、お茶請けならぬ、「コーヒー請け」として作りました・・・。とイイワケなんぞしておりますが、単純に映画に感激して作ってしまったわけです。
(イチゴがしょぼくてすみません。この季節、どこにも売っていないので冷凍イチゴを買ってきました。あと、シロップのかけ方が下手だったり、コーヒーカップの柄が違ったりと、いろいろすみません)
「君の名は。」のパンケーキ |
元ネタ:Googleで画像検索したもの(「ページを表示」ボタンを押しても、元のページで画像が出てこないので、誰のものだかわからないのですが・・・。問題がありましたら削除いたします)
元ネタとの比較
「君の名は。」のパンケーキ 比較画像 |
次回は、ちゃんと、改造したミルのレポートを書くようにします・・・。
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はじめて映画を見てから一か月以上経つというのに、未だに、この世界観から抜け切れず、いろいろと、書かれたものを読んでいるのですが、この作品は、和歌や神話を巧みに取り入れただけでなく、とんでもない情熱や、新海監督の長年の思いが込められていることがわかってきました。
新海監督とRADWIMPS野田洋次郎さんの対談の中に、「『こういう作品を作ってみよう』なんて思ったところで、やっぱりそれは自分が掲げたゴールで、自分たちの満足のためにやってもそこには絶対に行けない。否が応でもそこに向かっていかざるをえない引力を感じて、そこで自分のまだ知らない引き出しを全部使いたいって思った。純粋にそういう瞬間が好きなんでしょうね。自分の能力を自分のためじゃないところで使いたいと思った時に出てくる新しい自分――こんなことがまだできるんだっていう。それってすごく人間として僕は好きな行為です」」という一文がありました。
以前、「この世の中のどこかにいらっしゃる、価値観を共有した人のための灯を照らしたいと思います。」といったことを書いたことがあります。
私もまた、まだ会ったことのない人を探しています。世界のどこにいても必ず会いに行くと約束する人、忘れてはならない人。否が応でもそこに向かっていかざるをえない引力を持つ人のことを思って仕事をするとき、自分の持てる力以上のものが出てきて、必ずそれは実現するものと思います。
私の目指していたものが、ここにもありました。
タイトルから【番外】を外します。
「君の名は。」は間違いなく、熱い情熱をもって作られた大傑作です。
「君の名は。」は間違いなく、熱い情熱をもって作られた大傑作です。
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