2016年1月17日日曜日

Cartierのこと(1)

女性もののCartierです。insolentで入手しました。

1920年代のトーチュです。ムーブメントはもちろんEWCです。もったいなくて、一度も腕にしていません。

 この時計を入手するときは、当時のCartierのCEOだったルイ・アルノー氏も入手したがっていたようですが、それを先に買い付けたと教えてくださいました。氏が入手していれば博物館行きです。当時ですら、これだけ、コンディションの良いトーチュは見つかりませんでした。今でも、コンディションは圧倒的です。



プラチナですが、非常に軽いモデルです。プラチナは重いので、軽く作ることが加工技術の高さを証明していました。実際、これだけ高品質の大きなムーブメントを搭載しながら、ここまで軽くすることは至難の業です。

 金やプラチナは重たいから、時計も重いといった、わかりやすい価値観とは対極にあります。



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