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「君の名は。」のパンケーキ作りに狂っている私に、友人がこんな画像があったよと送ってくれました。TV画像をキャプチャーしたとのこと。DVDが発売されたら作ろうと思っていたのですが、早く手に入ってうれしいです。好きな人の所にモノは集まってくると言いますが、本当にその通りですね。
友人の期待に応え、早速作ることにしました。
「三葉てめえ、ばか高いケーキとかドカ喰いしてんじゃねえよ!。司たちが引いているだろう」の図 |
パンケーキをドカ喰いしている場面をリアルに比較 |
半袖シャツの袖口、胸ポケットの口が緑でなくてすみません。あとはネクタイのストライプが逆ですね。瀧のネクタイは右下がりのブルックス・ブラザーズ式レップタイ(米国起源)、息子の制服は右上がりのレジメンタル(英国起源)です。ブルックス・ブラザーズは好きですが、タイはストライプの時はレジメンタルにしているので、購入しませんでした。
椅子は、偶然にも我が家のものと同じです(!)。
実際に作ってわかったのは、生クリーム、イチゴとも凄い量を使うということです。生クリームは200mmのワンパック全部でギリギリ足りるか足りない位、イチゴにいたっては25個(!)、1パック10個入り500円としても、イチゴだけで1250円・・・。季節によってはもっと高いですから、カフェで頼んだら、結構するのではないでしょうか。「ばか高いケーキとかドカ喰いしてんじゃねえよ!」と、瀧が怒るのも無理もないと思います。
さて、食べた本人の感想ですが、「かなり量が多い」とのこと。確かに三葉はドカ喰いしていたようです(笑)。
その場で作る生クリームはおいしいですね。コーヒーは煎りたて・挽きたて・淹れたての「三たて」がおいしいですが、生クリームも、作りたてはおいしいです。先日の秋のパンケーキ祭~紅葉狩
結局、私が食べたのはほんの少しだけで、残りは全部息子があっという間に食べてしまいました。瀧ではありませんが「ていうかそれ俺の金だろうが!(笑)」と言ったら、カラカラと笑って向こうへ行ってしまいました。
+ 2017/1/8追記 ++++++++++++++++++++++++++++++++
1月7日(土)〜2月7日(火)、池袋パルコ本館の7階に「君の名は。」カフェが誕生の記事中に、上から「撮影したケーキ」の写真があったのですが、「食べている場面のケーキ」からはわからないことがいっぱいありました。
「ばか高いケーキ」 瀧(中身は三葉)が思わず撮影したパンケーキ |
- 「撮影したケーキ」にはイチゴシロップ(?)がかかっている。「食べている場面のケーキ」にはかかっていないように見えたが、シロップは手前側にしかかかっていないようので、見えないだけだった。
- 「撮影したケーキ」のイチゴには葉が付いている物がある。「食べている場面のケーキ」にはついていないものしかないが、天辺のイチゴ以外は隠れる位置にあるから、見えないだけだった。
- 「撮影したケーキ」には天辺にイチゴがあるが、上の「三葉てめえ、ばか高いケーキとかドカ喰いしてんじゃねえよ!。司たちが引いているだろう」の図を見ると、まさに1個食べているので、天辺のイチゴを食べたようだ。
- 「食べている場面のケーキ」では、上段のイチゴの間の「ピンク色のもの」は、生クリームに見えたが、「撮影したケーキ」を見るとマカロンだった。
- ベリー以外に、「赤い小さな実」がある(1/8現在、何の実か不明)。
- ミントの葉もある。これも見えないだけだった。
「三葉てめえ、ばか高いケーキとかドカ喰いしてんじゃねえよ!。司たちが引いているだろう」の図(2)
天辺のイチゴを食べて(?)、モグモグしている場面です。
リアルに比較する写真を撮った感想では、口をあいている場面の方が、現実の人間は笑顔を表現しやすいです。
最初に手に入れたキャプチャーが、口を開けていて良かったです。
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PARCOのパンケーキは1480円で食べられるようですが、私の試算では、イチゴだけで1250円。加えて8個もマカロンを使っていることを考えると、ちゃんと再現しようとすると原価だけで軽く超えてしまうようです。
PARCOのメニュー 「瀧と入れ替わった三葉も思わず写真を撮りたくなったパンケーキ」(1480円) |
抹茶パフェは良いアイデアですね。見立ての文化を持つ日本ならではのものと思います。材料は何でしょうか。作ってみたいです。
御神体のある山頂を再現した抹茶パフェ |
「君の名は。」で茶会を開きたいですね。
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「君の名は。」がヒットした要因について、新海監督のコメントに「誰もズルしなかった」という記事がありました。一部を引用します。
監督が思う同映画のヒットの要因について聞かれると「原因はわからないが、プロデューサーと『誰もズルしなかったもんね』という話になりました」と述懐。「作画チームも声優チームもみんな愛があって、(声優を務めた)神木(隆之介)くんもすごい気合で、(上白石)萌音ちゃんも台本すべて暗記してきた。みんな今までのルーチンでそこそこのパフォーマンスでやらなかった」と分析。そしてターゲットとしていた20代だけでなく幅広い層に浸透したことについては「人の話を聞く、ヒアリングをたくさんした。お客様の気持ちを置いていかないようにしたことが功を奏したと思う」と語っていた。
引用ここまで。
全員が一所懸命に向き合ったことが、この結果を生んだとの、いかにも新海監督らしい控え目なコメントです。しかし、私としては、それだけではなく、何より、作品自体に「この作品に対して自分は誠実に向き合わなければならない」と思わせるだけの力がなければ、そうはならなかったと、声を大にして言いたいと思います。いくら「ズルはいけない」といわれても、気持ちがついていかなければ、高いモチベーションを維持できません。作品自体に力があり、かかわる人が、みんなズルをしない、いや誠実に向き合いたいと強く思ったからこそ、この結果が生まれたと思うのです。
「君の名は。」は、間違いなく大切にしたい、慈しみたいと強く人を思わせるものに満ち溢れています。
作品自体がすばらしく、それに関わることがうれしいと思わせるものがなければ、真に愛されるものにはなりません。私の作るミルも、そうありたいと強く思います。
今の私に出来ることは、ズルをせず、真正面から向き合うことだけです。
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