今回は気軽に手に入るHARIOの現行モデル「
HARIOセラミックスリム・MSS-1」を取り上げることにします。KONO式(コーノ式)ミルF201、HARIOの「
セラミックコーヒーミル・スケルトン・MSCS-2TB」は非常に合理的で使いやすかったので、またディアボロ(≒中国独楽)形状のミルを研究してみます。
ディアボロ型の例にもれず、このモデルも、構造的に実によく考えられています。部品点数は「
セラミックコーヒーミル・スケルトン・MSCS-2TB」よりもさらに少なく 12点(分解可能な部品)しかありません。
今回は、セラミックスケルトン・MSCS-2TBと セラミックスリム・MSS-1形状の違いを写真で見ます。次回以降、形状と使い勝手の関係を明らかにしていく予定です。
非常に細い形状です。実際問題として、手回し式のミルでは一度に大量の豆を挽くわけではないので、持ちやすさを優先した現実的な形状は、とても好感が持てます。両機種とも一度挽いただけで、周囲が汚れたり、掃除をするの必要があるわけではないので、高頻度で挽くことも苦になりません。毎回、挽きたての粉を得るのが苦にならないことは、結果的においしいコーヒーを飲むことにつながることがわかります。
100mmです。「
セラミックコーヒーミル・スケルトン・MSCS-2TB」(112mm)より若干短いです。握り玉はほぼ同じ形状です。
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左がセラミックスケルトンMSCS-2TB、右がセラミックスリムMSS-1 |
内刃は、「
セラミックコーヒーミル・スケルトン・MSCS-2TB」にほぼ、相似の刃がついています。内刃はほんの少し、外刃ははっきりわかるほど背が低いです。
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左がMSS-1 シャフトを取り外しできます |
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左がMSS-1 高さが低いです。細かくする部分の長さは変わりません。砕く部分の長さが短くなっています |
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細かくする部分の形状は、それほど変わりません |
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砕く部分の長さ、刃の数が異なります |
次回は、形状と使い勝手の関係を明らかにしていきたいと思います。
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